いのちの食べ方

Nov. 11, 2007 - 23:10
ourdaily.jpgシアターイメージフォーラムで「いのちの食べ方」を観た。森達也の同名の書籍も読んだけども、まぁタイトルを邦題用にもらっただけであって、映画は動物や野菜が育てられて、採取されて(動物も)、加工されるところまでを淡々と完璧な構図のカメラで映すだけ。描かれていることが良いとか悪いとかそういうことじゃなくて、ただ今の世界(特にヨーロッパ)の食の生産現場を見せられる。まぁいろんなインタビューで言われてるけども、観客にそれぞれいろいろな考えや感想を持ってほしいからあえてセリフも音楽も解説も入れなかったそうで(実際に最初から最後までセリフ無し。あるのは外国人労働者らしき人々の食事のシーンの会話くらい。エンドクレジットも食肉処理工場を隅っこまで泡消毒するホースの音で終了)。
ちなみに僕は単純に「すごいなー人間」って思った。こんなに効率よく魚や果物や野菜や牛が「食べ物」にされてるのはやっぱり圧巻。日本はまだここまで進んで(?)ないみたいだけども、いずれ農業人口が減っていったらこういう効率化は避けられないんだろうし、それもしょうがないというか、良いことだと思う。

OUR DAILY BREAD
いのちの食べ方